コラム2017.02.06
2016年にリリースされたアプリで、リリース後7日間のダウンロード数トップ10アプリは?

グローバル市場において2016年にリリースされたアプリで、最大のダウンロード数を達成したアプリはどのアプリだったのでしょうか?またリリース後の7日間で比較した場合、どのアプリが最速・最大のダウンロード数を獲得したのでしょうか?
今回はグローバル市場Apple App Storeでの2016年通年データを使って、2016年にリリースされたアプリのダウンロード数Top10アプリと、リリース後7日間でのダウンロード数トップ10のアプリをご紹介します。
Apple App Store、2016年にリリースされたアプリで、最大のダウンロード数を獲得したアプリは「Pokemon GO」。そのダウンロード数は、全世界で2億5,523万
2016年は任天堂関連のアプリが、全世界で社会現象を起こす程人気を得た年であったと言えます。 Apple App Storeグローバル市場で、2016年にリリースされたアプリで最大のダウンロード数を獲得したアプリは、任天堂ブランドである「Pokemon GO」。また第2位も任天堂ブランドである「Super Mario Run」でした。そのダウンロード数は驚異的で、「Pokemon GO」で2億5,523万、「Super Mario Run」に至っては12月にリリースされたのにも関わらず1億220万となっています。 カテゴリを見てみると、トップ10中 9アプリはゲームとなっていますが、第8位に「Photo&Video」カテゴリの「Prisma」がランクインしています。

リリース後7日間のダウンロード数トップは「Super Mario Run」。そのダウンロード数は第2位「Pokemon GO」の約2倍。但しこの2アプリが他を圧倒
リリース後7日間の累計ダウンロード数トップ10のアプリは、年間ランキングのアプリとかなり異なります。第1位は年間ランキング第1位の「Pokemon GO」ではなく、第2位の「Super Mario Run」。そのダウンロード数は他アプリを大きく引き離し7日間で5,701万、第2位の「Pokemon GO」の約2倍のダウンロード数となっています。「Pokemon GO」と「Super Mario Run」を比較した場合、リリース後7日間では「Super Mario Run」のダウンロード数が「Pokemon GO」を大きく上回っていたことがわかります。 ランキングトップ10全体を見てみると、アプリはすべて無料のゲームとなっています。またダウンロード数の初速が早いアプリは、当然すでに知名度があり前評判が高いアプリ、ユーザーがそのリリースを待っていた人気アプリとなっており、第3位には「Disney Crossy Road」、第4位には「NARUTO」の中国版「火影忍者-官方正版」がランクインしています。しかしながら、「Super Mario Run」、「Pokemon GO」の初週のダウンロード数は、他アプリの10倍以上であり、リリース後7日間のダウンロード数でも、やはり任天堂関連のこの2アプリが他アプリを大きく引き離した結果となっています。

「PRIORI DATA」とは
「PRIORI DATA」は、2013年設立、ドイツ、ベルリンに本社を持つ、スマートフォンアプリ市場分析データ会社です。Apple App Store、Google Play上でランキングされている全アプリの推定ダウンロード数、売上金額データを提供しています。 提供データ可能国数は57カ国で、ゲーム・サブカテゴリを含む全カテゴリのデータを提供可能です。スタートアップのアプリ開発会社でも購入できる価格帯で、無料トライアルも可能です。国内ではCESA監修「CESAゲーム白書2016」、モバイルコンテンツフォーラム監修「スマホ白書」、「ファミ通モバイルゲーム白書」の公式モバイルデータとして採用されています。 詳しくは、http://interarrows.com/internet_data/prioridataをご覧ください。