コラム2018.06.11
2018年ゴールデンウィークを含む5月は何のゲームを楽しんだ? 1ヵ月間の国内ゲームアプリランキング

2018年のゴールデンウィーク(GW)は、5月1日、2日を休めば、連続9日間の長期休暇でした。この余暇でどのようなゲームアプリがプレイされたのでしょうか。今回はGWを含む1ヵ月(4月28日~5月27日)のダウンロードランキングを紹介します。
Apple App Storeでダウンロード数100万を超えたゲームアプリは「ハリーポッター:ホグワーツの謎」「LOVE BALLS」「PUBG Mobile」。Google Playでも人気
日本国内のApple App Storeでは100万ダウンロードを超えたアプリが3点ありました。
一つは、米国Jam City社が2018年4月5日にリリースした「ハリーポッター:ホグワーツの謎」。Apple App Storeで第1位を獲得したダウンロード数は113万。「ハリーポッター」人気が現在でも健在なことが分かります。
ダウンロード数2位は、米国Super Tapxが開発した「LOVE BALLS」。これはパズルゲームで、プレイヤーは画面に線を入れて、2つのボールをぶつける単純なゲームです。しかし奥が深く、いわゆる「ハマる」ゲームとなっています。日本国内で106万ダウンロードでした。
第3位は、こちらも100万ダウンロードを超えた韓国PUBG社の「PUBG Mobile」。このアプリは2017年にPCオンラインゲームで大ヒットした「PLAYERUNKNOW’S BATTLE GROUNDS」(PUBG)のスマートフォン版です。103万ダウンロードでした。
現在ゲームアプリ市場では、2017年から「PUBG」のようなバトルロワイヤル系のゲームの人気が高まっています。代表的なアプリが中国NetEase社の「荒野行動」です。同期間のダウンロード数はApple App Storeで第4位、Google Playで最大のダウンロード数(55万で1位)を達成しています。
国内Apple App Storeのダウンロードランキングはトップ10中、6アプリが海外製。国産アプリのトップは「LINE ポコパンタウン -PPT-」
今回Apple App Storeの日本ランキングで特徴的なのは、海外アプリが多い点です。Top4までは米国(「ハリーポッター」「LOVE BALLS」)、韓国(「PUBG Mobile」)、中国(「荒野行動」)のアプリとなっており、また6位、7位にはフランスVoodoo社のパズルアプリ「Snake vs Block」と「Helix Jump」がランクインしており、トップ10中6つは海外アプリとなりました。
日本のゲームアプリのトップはLINE社のパズルゲーム「ポコパンタウン-PPT-」。Apple App Storeでは第5位、Google Playでは第2位となっています。
他にも日本の新作ゲームでトップ10に入ってきたのは、第8位のPONOS社「SUPERSTAR BTS」、第10位のATEAM社の「三国BASSA!」がランクイン。Google PlayではBANDAI NAMCO社の「ドラゴンボールレジェンズ」が9位にランクインしています。
Apple App Store/日本ダウンロード数トップ10アプリ

Google Play/日本ダウンロード数トップ10アプリ

海外アプリが日本国内のダウンロードランキングで上位を占めている理由のいくつかに、アプリの翻訳(ローカライズ)やサポート(カスタマーサポート)の充実、プロモーションの成功が挙げられます。もちろん「ハリーポッター」のようなネームバリューが成功を牽引しているともいえますが、アプリ自体を含めた丁寧な対応が日本のユーザー獲得に寄与している例は過去に多数あります。アディッシュではそのような丁寧な対応に自信があります。サポートのレスポンスやクオリティの向上、プロモーション等をお考えの際は、お気軽にご相談ください。
PRIORI DATAとは
「PRIORI DATA」は、2013年設立、ドイツ、ベルリンに本社を持つ、スマートフォンアプリ市場分析データ会社です。Apple App Store、Google Play上でランキングされている全アプリの推定ダウンロード数、売上金額データを提供しています。提供データ可能国数は57カ国で、ゲーム・サブカテゴリを含む全カテゴリのデータを提供可能です。スタートアップのアプリ開発会社でも購入できる価格帯で、無料トライアルも可能です。国内ではCESA監修「CESAゲーム白書2017」、モバイルコンテンツフォーラム監修「スマホ白書」、「ファミ通モバイルゲーム白書」の公式モバイルデータとして採用されています。また昨年6月からはASO(アプリストア最適化)のデータも追加され、さらに本年から日本を含めた55ヵ国でアクティブ率(DAU・MAU)、デモグラフィックデータ等が追加される予定です。
詳しくは、http://www.prioridata.net/をご覧ください。