お役立ち情報ブログ

中国のソーシャルメディア事情解説!【weibo登録方法付き】

Column 018

2014年11月12日

中国のIT人口は、約5億人と言われています。その70%が1980年代以降に生まれた世代です。その数、約3億5000万人。つまり中国国内には、スマホのアプリやゲームのターゲットユーザーである、10代から30代前半のIT人口が、3億5000万人も存在する、ということになります。彼らとソーシャルメディア上でエンゲージメントを築くことが重要といえます。

そこで今回は、以下の3つについて解説していきます。

  1. 彼らが使用する中国国内のソーシャルメディアはなにか?
  2. 中国の若者たちが行うソーシャルメディアでの振る舞いの特徴
  3. 中国国内のソーシャルメディアweiboの登録方法

まずは、中国国内で、3億5000万人の若者たちは、どんなソーシャルメディアを使っているのかから、みていきましょう。

中国国内で人気のソーシャルメディア

現在中国で人気のソーシャルメディアには、「weibo」と「人人網」があります。それぞれユーザー数を爆発的に増やしており、中国国内でソーシャルメディア展開を考える上で無視することのできないメディアです。

weibo(微博)

weiboは、中国版Twitterの総称で、多くの中国IT企業がこのサービスを展開しています。

中国語で「微博」と書き、マイクロブログという意味を持ちます。サービスを提供する企業によって、その特徴は異なり、例えば、Twitterとほぼ同じ機能をもつもの、ブログに近いもの、音声による会話サービスが強化されているものなど、様々なものが存在しています。

スマホゲーム会社が使用する場合は、2億人のユーザーを持つ「新浪微博」(Sina Weibo)が割合としては多いようです。

 

機能的には、140文字の投稿制限があるところなどTwitterに近いものがあり、Twitterに慣れている人なら違和感なく使用できます。

すでに20万社の企業や団体が参加しており、ユーザー数の伸びも急速です(1年で1億人の増加)。また、ビル・ゲイツや浜崎あゆみなどのように、中国でのビジネスを積極的に展開しようとしているビジネスマン、アーティストたちも使用しているサービスです。

人人網

人人網は中国版Facebookです。アクティブユーザーが1億3000万人存在する、SNSとして有名です。

完全実名制であることや、デザイン・機能性がFacebookによく似ていて、Facebookの操作に慣れた人ならすぐに使いこなせるでしょう。

もともと大学生の交流サイトとして開発されたものなので、ユーザーの比率的には、10代後半から20代後半までの世代が多いことも特徴のひとつですが、最近では大卒以上の学歴を持つビジネスマンのユーザーが増えています。そのため、若者世代向けの製品やサービスを開発する企業では、マーケティングリサーチの一貫として、人人網で交わされる声を拾っているケースが増えてきました。

2013年のデータでは、「人人網」での1日あたり平均閲覧ページ数は4億8000万ページで、利用者間の1日あたりの交流会数は41億回になっています。

企業の利用状況では、NIKE、Adidas、コカコーラ、スターバックス、KFC、DELL、サムスンなどの大手外資企業や、日本ではUNIQLOなどが企業ページを持ち、日常的にユーザーとの交流を行っています。

積極的なユーザーの発言が多い中国のソーシャルメディア

中国ソーシャルメディアの特徴としては、ユーザーの自己表現が直接的で、そのため議論が活発に起こるところにあります。発言やコメントを積極的に残すのです。

例えば、発言率をアメリカのソーシャルメディアと比較すると、中国ではアメリカの3倍の発言率、という報告もあります。

  • 「中国のソーシャルメディア利用者のうち、ミニブログに投稿したことがある人の割合はアメリカの3倍にのぼる」(Harvard Business Review 2011年4月「国別調査:ソーシャルメディアの利用状況マップ」)

自分の意見を率直に述べる自己主張を尊ぶ中国のカルチャーによるものもありますが、多くの若者が、自己表現の場としてソーシャルメディアを活用している現実が、発言の積極性につながっているようです。

それに関連して特徴的なのは、「人人網」にはFacebookの「いいね!」に相当する「喜?!」というボタンがあるのですが、それを使う人が極めて少ないことがあげられます。「いいね!」数が記事の評価の基準となっているFacebookに慣れた人は、最初は戸惑うかもしれません。

中国のネットユーザーは、気に入った記事、何かを感じた記事には、「喜?!」ボタンを押すよりもコメントを残す傾向が強いということです。そのため、「それは違う」「好きじゃない」という否定的なコメントもよく見かけます。

しかしそれは、批判したいというわけではなく、個人の率直な考えをダイレクトに主張しているだけなので、そこを上手に活用すると、企業の商品やサービスに対するリサーチとして、マーケティングに活かせるはずです。実際、アメリカの企業では、中国のソーシャルメディアのコメント欄を、中国における市場調査に活用しているところもあります。

weiboに登録しよう!

weibo(新浪微博)での登録方法を紹介しましょう。中国語のホームページなので、とっつきにくいように感じますが、以下の手順を踏めば誰でも登録できます。

  1. 新浪微博のホームページ(http://weibo.com)にアクセス
  2. 画面上部右端にある「免费注册」をクリック
    column_20141112_weibo.jpg
  3. 個人登録の場合は「个人注册」を、法人登録の場合は「官方注册」をクリック
  4. 登録方法(法人登録の場合)
    上から順番に、「メールアドレス」「パスワード」「社名」「所在地」「Verification code」の入力を行いサインアップ
  5. 登録したメールアドレスに「新浪微博」からメールが届くので、記載されているリンクをクリック
  6. 登録完了

ソーシャルメディアの積極活用が中国市場で成功するポイント

以前「【徹底比較!】日中韓スマホゲームのソーシャルメディア運用方法韓国・中国ではユーザーとの深いエンゲージメントが重要!」でも紹介したとおり中国では日本以上にソーシャルメディアの利用が重要です。

この記事を参考に、中国でのソーシャルメディア利用を考えてみてはいかがですか?

[新春キャンペーン]アプリ市場データ速報を特別価格でご提供!